たかはCの成り立ち

いつぞやのコラムでも書いたとおり、僕たかはCは転職した人間です。新卒でIT関連企業の法人営業マンとなり、長く険しい研修を経て、社蓄デビューを果たしました。

まぁこの研修っていうのが、長く険しいと書いたのも色々と理由がありましてね。僕らの就職する時期っていうのは、「団塊の世代が一気に辞めるから、新卒は入社ハードルがすこぶる下がってる」なんて言われてたころでした。

そんな噂が先行してたもんだから、軽い気持ちで就職活動をして、結構あっさり内定が出て、大学卒業まで何して遊ぶべー、なんてことを友人たちと話してたんですよね。そしたらまぁ、世の中っていうのはうまく出来てるもんです。そんな甘い話ばっかりじゃないんですよ。

ちょうど年が明けて3月、来月からとうとう社会人かー、全然実感ねーなーと思っていたらですよ。当時かなりの話題をさらった、サブプライムローン問題と、リーマン・ショック。これによって、我々新入社員の月々の給与は、3月にですよ。あと1ヶ月で入社というところでですよ。会社からの一方的な通知により、5万円ずつ引き下げられることになったわけです。年間にしたら60万円。とんでもないことですよこれは。詐欺行為だろうと当時は怒り狂いましたが、残り1ヶ月で別の就職先を見つけられるわけも無く、泣く泣くその詐欺会社に入社を決意するのでした。

ほんで、同期たちと仲良くなっていくにつれ、やっぱりその話題で皆口々に愚痴るのです。あーでもないこーでもないと、なんら生産性の無い会話を日々繰り広げていきます。そこで私は考えました。なってしまった今は仕方が無いと。もとの額面に給与を戻すために何を為すかを考えました。

そこで、決めたのです。入社した会社は、研修の最後に卒業テーマとして、プレゼンテーションのロールプレイがあり、そのテストでは順位が付くということに目をつけ、とりあえず同期たちから一歩先を行くために、そこで1位になろうと決意を固めたわけです。



同期に負けずに+1 !


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1位を取るための努力
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